第13回医療相談会

テーマ:動脈硬化性疾患について
日時:令和1年11月16日土曜14時から16時
「いつまでもしなやかですこやかな血管」を目標に今回のテーマを解説します。
動脈硬化には、粥状動脈硬化、中膜硬化性動脈硬化、細動脈硬化がありますが、今回は主に粥状動脈硬化に関する解説をしたいと思います。
対象となる疾患:心筋梗塞・狭心症、脳梗塞・脳出血、大動脈解離、末梢動脈疾患などがあり、いずれも命の危険を伴ったり、そうでなくともその後の生活に多大な悪影響を及ぼすような病気です。
動脈の血管壁が老化して硬くなるだけでなく、血管の内側にも脂肪のかたまりがこびりついて血行が悪くなり、血液が詰まりやすくなる状態です。動脈がひどく傷んでくるのは40代からといわれます。しかし、病理的には出産後幼少期からもその初期病変が進むとも考えられ、妊婦の生活習慣も胎児の血管に影響する可能性があります。
 動脈硬化性疾患を進める危険因子やそれから導かれるリスク評価と管理目標、動脈硬化の評価方法として頸動脈エコー、CAVI /ABI、MRI /CT、動脈硬化性疾患の治療について概説します。